アルコールについて

こんばんは!
かえで接骨院です☺️

皆さん、アルコールと肝臓が深く関わっていることをご存知でしょうか🤔
最近だと忘年会や新年会などでお酒を楽しむ機会が多いかもしれません🍺
自分の身を守り安全にお酒が飲めるように今日はアルコールと肝臓について詳しくお話していきます!

◆アルコールと肝臓の関係◆

アルコールは体に入ると、主に肝臓で処理されます☝️
肝臓は、体内の毒素を解毒する大切な役割を担っている臓器ですが、アルコールもその一つです。アルコールが体に入ると、肝臓内の酵素がアルコールを分解し、最終的に水と二酸化炭素に変えて体外に排出します💧この過程で、肝臓はアルコールをエネルギー源として利用することもありますが、過剰な量が体に入ると肝臓に負担がかかりすぎることになります😰

◆肝臓の負担とは?◆

肝臓がアルコールを処理するためには、いくつかの酵素が働きます。特に「アルコールデヒドロゲナーゼ(ADH)」という酵素が重要です🤔
この酵素はアルコールを「アセトアルデヒド」と呼ばれる物質に変えますが、アセトアルデヒドは非常に毒性が強く、体にとって有害です☠️
しかし、肝臓内にある「アセトアルデヒドデヒドロゲナーゼ(ALDH)」という別の酵素が、アセトアルデヒドを無害な「酢酸」に変えることで解毒が進みます。

しかし、この酵素の働きにも限界があります🚨
アルコールを過剰に摂取すると、肝臓が一度に処理できる量を超えてしまい、アセトアルデヒドが肝臓内に溜まり、肝臓の細胞を傷つけてしまいます。この状態が続くと、肝臓は炎症を起こし、最終的には肝硬変や肝臓がんといった重大な病気を引き起こす可能性があります。

 

◆飲みすぎが肝臓に与える影響◆

肝臓は再生能力が高い臓器ですが、過度なアルコール摂取が続くと、その能力にも限界が生じます。
アルコールを一度に大量に飲んだ場合、肝臓はその処理に追いつかず、肝臓の細胞が死んでしまうこともあります🥲この状態が続くと、肝臓の再生能力が低下し、慢性的な肝炎肝硬変を引き起こす原因となります。

また、アルコールを摂取すると、肝臓の脂肪の代謝にも影響を与えることがあります。アルコールが肝臓で分解される際に、脂肪が肝臓に蓄積されることがあり、これが続くと「アルコール性脂肪肝」という状態になることがあります。この脂肪肝が進行すると、肝炎や肝硬変、最終的には肝臓がんに繋がるリスクが高まります🙅‍♀️

◆どれくらいの量が危険?◆

アルコールが肝臓に与える影響は、摂取量と摂取頻度に大きく関係しています☝️
日本のガイドラインでは、男性は1日あたり純アルコールで約20~30g、女性はその半分の量を目安としています。

これを具体的に言うと…
ビール(500ml)であれば約2本
日本酒(180ml)なら1合
ワイン(200ml)ならグラス2杯程度
が目安です↑↑

この量を超えて毎日飲み続けることが、肝臓に負担をかけ、慢性的な肝臓の病気を引き起こす原因となることがあります。特に飲みすぎてしまったときには、肝臓の機能が一時的に低下することがあるので、「休肝日」を設けることも大切です。

◆健康的なお酒との付き合い方◆

肝臓を守るためには、適量を守ることが最も大切です。
また、飲むときは空腹で飲まないようにする、アルコールを飲むペースをゆっくりとする、また水を定期的に挟み、アルコールを薄めるといった工夫も効果的です💧

さらに、お酒を飲んだ次の日に肝臓を休めることも重要です。肝臓はアルコールを分解している間に、他の大切な栄養素を使ってしまうことがありますので、栄養バランスの良い食事を心がけ、特にビタミンやミネラルを摂取することが肝臓の健康をサポートします!

◆まとめ◆

お酒と肝臓は切っても切り離せない関係にあります。アルコールを楽しむためには適量を守り、肝臓に負担をかけないよう心掛けることが大切です!肝臓は大事な臓器なので、長期的な健康を考えると、適度な飲酒が最も重要です💡
新年会などでお酒を飲む機会が多い時期ではありますが適度に楽しむようにしましょう🙌
もちろん、インフルエンザの予防対策も忘れずに!

では、今回はここらへんで失礼致します🙇‍♀️
また次の投稿でお会いしましょう👋