ランニングシーズン到来🏃♂️💦
皆さまごきげんよう😎
新潟も暖かい日が増えてきて、少しずつ春らしくなってきましたねー♪
冬の間冬眠していて、徐々にランニングやウォーキングなどの活動を再開している方々も少なくないのではないでしょうか??
長時間のランニングなど繰り返し膝の曲げ伸ばしによって起こる障害として「腸脛靭帯炎」があるので、今回は腸脛靭帯炎についてお話ししていこうと思います。
1腸脛靭帯とは?
腸脛靭帯とは太ももの外側に位置し大腿筋膜張筋と大臀筋の付着部から脛骨近位前面のGerdy結節に付着している筋膜様組織です。
2腸脛靭帯炎の病態
腸脛靭帯が大腿骨の外側上顆に擦れることにより生じる炎症とその間にある滑液包の炎症で、長距離走のランナーなどに多発する事から「ランナー膝」「ランナーズニー」とも呼ばれます。
3腸脛靭帯炎の発症要因
要因としては大腿骨外側上顆の突出が大きいものや、O脚などが関係しています。
また、トレーニングの問題として走行距離やスピードの急激な増加、靴の変更、傾斜のある道路(特に下り坂)での練習が関係しています。
4腸脛靭帯炎の症状
走行時や歩行時の体重がかかった時に出現する膝の外側の痛みが主な症状で、ランニングを続けていると、痛みのため走れなくなることもある。
5腸脛靭帯炎の治療法
急性期にはまず、アイシングを行い膝の屈伸運動や膝にかかる過剰な負荷を避けるなど患部を安静に保ち、炎症を取り去ることが必要です。
亜急性期には、ストレッチングなどにより緊張が増した腸脛靭帯の柔軟性を獲得する必要があります。
最後に腸脛靭帯炎の際にオススメのストレッチを紹介するのでぜひ参考にしてみて下さい。