その足首の捻挫、甘く見ないで!
こんにちは!かえで接骨院です!!
今日は天気が良くなりましたが風があり気温も少し低いですね。
また、近隣の小学校では運動会も開催されているようで、暑すぎず運動するには丁度よさそうです!
ということで、今日のブログで熱中症対策について書こうかと思っていたのですが
今回は学生や運動をしている時に多いケガ、足関節捻挫について紹介したいと思います。
足首関節捻挫は、スポーツや日常生活でよく起こる怪我の一つで、足首を急に捻ったりすることで起こります。
足首は自分の体や体重を支える重要な関節であり、捻挫をしてしまうと日常生活やスポーツ活動に
大きな制限が出てしまうことになります。
足首関節捻挫は、足首を内側または外側に捻ることで起こりやすく、内反捻挫(足の裏が内側)に捻ることが圧倒的に多いです。
ジャンプをして着地をした瞬間や、走っているときの切り返しの動作で足を着いた瞬間、
その他にも散歩や歩いている時につまづいてしまう事で起こり、足首を内側に捻るので足関節の外側の靭帯が
引っ張られてしまいケガをしてしまいます。
足関節の内反捻挫で最も多いのが前距腓靭帯(ぜんきょひじんたい)の損傷です。
この靱帯は外くるぶしから足首の前側を支える働きがあり、内反捻挫ではこの前距腓靭帯が引き伸ばされてしまい
外くるぶしから足首の前側が腫れたり、足を下に伸ばしたり内側に捻ることで痛みが出ます。
捻挫の程度は軽度から重度まで様々で、軽度の場合は軽い痛みや腫れがで済まされることがありますが、
重度の場合は激しい痛みや足首全体の腫れ、骨折を伴ったり、靱帯断裂による関節の不安定性が生じる事もあります。
足首関節捻挫の治療は、程度によって異なりますが、一般的には以下のような方法が用いられます。
1【安静】 怪我をした足首を安静に保つことが重要です。
歩行や運動はなるべく避けて、必要に応じて松葉杖やサポーター、包帯やギプス固定をすることがあります。
2【冷却】 怪我をした足首に氷や冷却パックを数回にわたって10分~15分当てることで、
患部の出血を抑えて痛みや腫れを軽減することができます。
3【圧迫】 圧迫包帯を巻くことで、腫れを抑える効果があります。
ただし、包帯がきつすぎると血液循環が悪くなるため、注意が必要です。
4【挙上】心臓よりも高い位置に持ち上げることで出血量を抑えて腫れを抑える効果があります。
この1~4の応急処置を行うことで少しでも重症化を抑えることができます!
足首関節捻挫は、適切な治療を行う事でほとんどの場合は機能を回復することができますが
たかが足首の捻挫だと思って適切な治療を受けずに放置すると、靱帯が切れていたり骨折を伴ってしまうと
再発しやすかったり関節が緩くなったり慢性的な問題が生じる可能性があります。
そのため、怪我をした場合は早期に医療機関を受診し、適切な治療を受けることが重要です。
それでは足首関節捻挫の予防をするにはどうしたらいいのでしょうか?
1【適切なウォーミングアップ】最初に軽くウォーミングアップをしてスポーツや運動をする前に
これから運動をするのだと関節や筋肉に合図を送ることで、体が運動をする準備を始めます。
2【適切なトレーニングとバランスの保持】足首を強化するためのトレーニングを取り入れることで靱帯の強化や
怪我のリスクを低減することができます。また、バランスを保つためにバランスボードなどを使用する事で
転倒を予防したり不安定なバランスからケガを予防するのにも有効です。
上記の予防法は多くの人が当てはまるほんの一例であり、その人の姿勢や筋力、体の構造から様々なリスクが
無数に存在するため、自分の体の弱点はどこか?気を付けるべきポイントを間違えないようにしましょう!
最後に、足関節捻挫は普段の日常や運動で簡単に起こってしまうケガのため、少し捻っただけと
軽く見てしまいがちですが適切な治療を行わないと慢性化して痛みが取れなくなってしまう可能性があります。
足首は自分の体を支える土台となるわけで、悪くしてしまうと膝や股関節など体の多くの場所を痛めてしまう
可能性があるのでしっかりとケアしてあげましょう!!
ここまでご覧いただきありがとうございました。
また次回のブログでお会いしましょう!!
おまけ
最近、自宅でハイビスカスを育て始めました🌺