春の味

桜が満開ですね こんなに早い開花&満開は初めてですね。
桜はやはり別格で、春のイメージにピンク色彷彿させるのは桜の影響が大きいでしょうし、桜は偉大だなと感じさせます
海外はどうなんでしょうね?何色がイメージなのでしょう?
桜はもちろん好きですが、僕は木蓮が春の花で1番好きです。蕾を丸く膨らませた姿がとても愛らしく、花開くまでのゆっくりした時間が春の待ち遠しさ重なり、これから暖かな優しい季節が来る事を教えてくれます。

 

庭の木蓮も今年は早くに花開きました。

 

 

 

季節のものを口にするのは大切なこと。皆さん存じ上げてるかと思いますが、春は何と言っても山菜かと思います。その中でも蕗の薹は香り・味ともに代表するものです。
あの独特な香りと苦味の正体はザックリ言うと実は”毒素”です。
この自然界にある毒素こそ、春の味と言えましょう。

熊は厳しい冬を冬眠して過ごすために秋の間に沢山食べて冬眠に備えます。
冬眠中、トイレはどうするの?って考えたことある方もいると思います。 僕は以前は冬眠と言えどたまに起きて用を足すのだとぼんやり想像していました。が、実は違うんです。

秋の間に蓄えた熊はどんぐりでお尻の穴を塞いで便を出ないようにして、体温を下げ生命維持にのみ体力を使い、春の訪れまで一切起きません。
つまり、四季の1つを超便秘状態で過ごし春を迎えます。
春に目覚めた熊が1番最初にすることは蕗の薹を探して食べることです。
蕗の薹を代表する山菜等の春に芽吹いたものには自然の毒素が含まれています。
この自然の毒素を摂ることによって身体は毒を出そうと働きかけます。
排毒能力を上げてドングリで蓋をしていた便を出そうとする訳です。

これは基本的に人間も一緒です。
厳しい冬を乗り越えるために僕らは脂肪を付けようと、蓄えるわけです。その溜まったものを山菜等の香りや苦味のあるものを食べて出していこうとします。

 

 

ふきのとうの天ぷら。ちくわも牛坊も好きです。

 

 

 

春の訪れと共に食も運動も変わるし、生活自体大きく変わる人もいらっしゃるかと思います。
春の陽気は何か期待を含んでいるような高揚感を与えてくれます。気持ちのままに新しい事を始めてみましょうか♬