四十肩・五十肩
こんにちは!かえで接骨院新発田院の新井です!
苦しい暑さも収まってきて段々と秋らしく涼しくなってきましたね!
体調などを崩してはないでしょうか?接骨院の方では段々とギックリ腰や寝違えが増えてきている印象です。
今回はギックリ腰や寝違えのように比較的この時期に増えやすい「四十肩・五十肩」についてお話していこうかと思います。
若い人にはあまりなじみのないものかもしれませんが、読んで字のごとく40歳前後、50歳前後に比較的現れる肩関節周りの急性症状のあだ名、それが四十肩・五十肩です。凍結肩(フローズンショルダー)とも呼ばれます。
特徴的な症状としては、
①夜寝れないくらいの強い痛み(夜間痛)。
②結帯結髪動作(エプロンを結ぶ、髪を結ぶ)が出来なくなる。
③強い痛みによって関節が動かせなくなる。
などがメインになります。
その実態は肩の腱板という筋肉の集まる部分や関節包や滑液包という部分に強い炎症が起きたり、関節の間に石灰が溜まる症状です。
原因は様々ありいわゆる使いすぎや強い外部からの衝撃や身体自体の循環の悪さや代謝の悪さによって引き起こされます。
四十肩・五十肩には症状によって時期が分かれ、
①炎症期
炎症が強く起こり、とにかく痛い。痛みによる関節可動域制限が起こる。
②拘縮期
痛みは動かさなければほとんどないが関節が動かしづらくなる。90度から上に行かない。引き戸を開けるような動作がキツイ。
③解氷期
段々と関節が動くようになり痛みもほとんどなくなる。
①~③の段階を必ず踏むわけではないですが、おおよそ治るまで数か月から数年かかることが多いです。
これに当てはまらない例といて上にも書いた石灰が溜まるような種類です。これに関してはとにかく痛みが強くあり時には痛みで吐いたり貧血を起こしたりすることもあります。しかし石灰性のものは整形外科に受診し注射で石灰を抜いてもらうことで比較的短期間で良くなります。
その年代に多いというだけで必ずなるものではありませんが、とにかく腕を多く使う人や姿勢の悪い人、冷え症などの人に多い印象を持ちます。
日々の自分でできるストレッチや接骨院や整体などでケアをすることで予防できるものではあると思いますので、もし不安があればいつでもご相談ください!
身体の構造的な面もそうですが体調にも変化が起きやすい季節ですのでどうかご自愛ください。
https://www.youtube.com/watch?v=dtKm0noU288
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