2020.12.25

クリスマスですね。皆さんいかがお過ごしでしょうか。

年の瀬という事でいそがしい上に今年はコロナの事もあって色々気も揉めましたが何とか無事に来年を迎えられそうで(まだ少し早いですが)ほっとしています。

 

日々患者さんとお話をしていて感じた事があるのでここに記しておきます。

接骨院に来る患者さんは怪我等で身体に不具合がある方がいらっしゃいます。それは来られる全ての患者さんの共通項なのですが、治療していて割とすぐ「良くなる患者さん」となかなか「良くならない患者さん」がいらっしゃいます。その違いは何なのか、、、、、
まず先に断っておくのが、自身の治療の知識・技術の過不足を認めたうえでの意見として、僕が感じたことと思ってください。(治療はめちゃくちゃ一生懸命やっていますよ!)

 

身体が治るためには様々な要素(体温・栄養・筋量・水分量等・年齢・性別etc)ありますが、そのような学術的な話は置いといて、僕が感じた治る人・治りにくい人の違いは、、、

 

 

 

 

 

 

心配

 

 

 

 

 

です。

心配している人ほど治りにくい。

気がします。

 

“心配する”という感情はまだ見えない先(未来)を不安視している、という作用からきています。
不確定な未来は誰もが不安です。もちろん僕にも心配はあります。人間の避けては通れない感情だと思います。

 

 

 

 

 

では治りやすい人はどんな感じかというと、、、

 

 

 

 

 

 

 

気を付ける

 

 

 

 

 

 

です。

「心配する」と「気を付ける」は一見同じようなもの、類似に感じますが全く違う根本から出てきていると思います。

両者とも先の見えない未来に対する行為・感情ですが、“心配する”は不安な気持ちから、“気を付ける”はその不安に対抗する強い気持ちからなると思います。

この似て非なる違い、どちらを持ち合わせているかによって、その人の治癒力が大きく変わっています。

 

不安や痛みを持ち合わせた患者さんに時には酷なアドバイスになるかもしれませんが、できる範囲で意識してみてください。

 

 

今年一年僕らの頭をもたげたコロナも、2021年という未来も過剰な心配はなくして、各々が気を付ける。その先に楽しい未来を想像して新年を迎えたいと思います。

 

 

今年1年ありがとうございました。また来年もよろしくお願いします。